安穏だより3月号を発行しました。
ぜひご確認くださいね。
すっかり更新が滞っていました。
色々と報告は溜まっているので、落ち着いたら更新しますね。
とりあえずは、今日は皆既月食なので、夜は空を見上げないとです^^
仏教(特に密教)では、「月輪観」というものがあるくらいなので、お月様とは結構密接です。
ぜひ、あまり見られない天体ショーを楽しむべく、お天気になってくれるといいですね。
今週末は、御施餓鬼です。
宗派のホームページでは↓こんな感じに説明されています。
宗教的な意味合いをざっくりと書くと、
という感じです。
「餓鬼に施すことで頂いた功徳を“独り占めしない”」
っというのがとっても大切なポイントです。
なぜなら・・・
「独り占めするような人は餓鬼道に落ちてしまうから!」
独り占めせず、先祖にお塔婆を手向けて、
功徳を分かち合うのが御施餓鬼の意味合いです。
(お塔婆をあげることで、先祖と分かち合ってます)
宗教的な意味合いも大切なのですが、
体験的な意味合いの方が大事かなって思っています。
それは、
いろいろと見たり、聞いたり、感じたり
とっても有意義な体験になると思います。
なので、「参加することに意味がある」行事(お祭り)です。
護持会の総会もありますので、是非おいでくださいね!
タイムテーブルは、
です。
今週末は花まつりです。
豊山派のサイトでは、↓こんな感じに説明してくれています。
お寺では、「花御堂」を作って、誕生仏にアマチャをかけてお祝いいたします。
円福寺でも、本堂前に花御堂を作り、誕生仏を安置しておりますので、是非お参りにいらしてくださいね。
お天気が悪そうですが、お待ちしております。
アマチャも試飲できますので、是非飲んでみてくださいね。
お彼岸6日目です。
6つ目の波羅蜜は、
皆様ご存じの「般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみったしんぎょう)」の「般若波羅蜜」です。
別名「智恵波羅蜜」とも言います。
これは、特に何をするという訳ではないのですが、
「正しい判断をする」
と言うことです。
ただ、どうやって正しい判断をするのでしょうか?
実は明確な答えはなくて、
他の5つの波羅蜜を実践していく中で、
「自然に身につく」
とも言われています。
見返りのない施しをしつつ、
必要なルールはしっかりと守り、
お互い様を思いつつ、
当たり前のことを日々続けて、
一つのことにしっかりと気持ちを注いで
いれば、おのずと適切な判断ができるようになるとのこと。
ただ、「お釈迦さんならどうするかな?」っと考えることを
判断に迷ったときに、判断の指針にしてみるのもいいですね。
今日は雨でした。
お彼岸中は雨になることが
比較的多いそうなのですが、
今回もしっかりと雨になりましたね。
5個目の波羅蜜は、
です。
「禅定」は、
「しっかり集中する」
って事です。
以下は、ダメな例です。
最後のは論外ですが、
「〜しながら〜する」というのは、禅定ではありません。
しっかりと集中して、
ご飯食べるときは食べる。
歩くときは歩く。
運転するときは運転する。
マルチに様々な事を平行してできることは素晴らしいのですが、
禅定波羅蜜を心がけるときは、しっかりと集中して、
気持ちを一つのことに注いでみてはいかがでしょう?
今日でお彼岸4日目です。
いわゆる、「お中日」で「春分の日」です。
お中日は通常、
「6つの波羅蜜をすべて実践する日」
なのですが、なかなか難しいので、
4つ目の波羅蜜について、簡単に記載します。
4つ目の波羅蜜は、
です。
「精進」って、「努力」と言うことです。
よく、「精進努力しなさい」とか言う場合があるのですが、
正確には、同じ事をふたつ重ねているだけです。
(「精進努力しなさい」=「努力努力しなさい」)
ただ、「精進」と言っても、
仏教的には、
当たり前のことを続ける事が「努力」であり「精進」なので、
当たり前になっていること(もしくは「当たり前」とすべきこと)
を続けることが精進波羅蜜です。
ちなみに、例示の最後の
「仏様(仏像など)の前を通るときは一礼したり」
はお坊さんであれば「あたりまえ」の行為でして、
ご本尊様はただの「仏像」ではなく、
「そこにいらっしゃる方」と考えているので、前を素通りは絶対にしません。
尊敬する方がいらっしゃり、その前を通るときに、軽くご挨拶したりするのは、当然ですよね!?
ご本尊さんの前などは当然なのですが、
道ばたに立ってらっしゃるお地蔵さんの前を通るときに、
軽く手を合わせたり、軽くお辞儀したりして通ることを
習慣にしてみてはいかがでしょう?
「おわしますがごとく」
なんとなく、見守っていただいてる事が実感できるかと。
お寺前の土手の様子です。
南の方では菜の花が増えてきました。
お天気がいいのは今日までとのこと、
明日は雨予報ですので、お参りにいらっしゃる方は、
お足元にご注意いただきながら、ご来寺くださいね。
お寺では、常に傘やタオルを準備していますので、
何か困ったことがあれば、いつでもお立ち寄りください。
お彼岸中は、お花(700円)もお彼岸の最終日(3/23)までは準備してあります。
お線香(100円)は、行事じゃなくてもいつでも用意がありますので。
3日目の波羅蜜は、
「忍辱」は「たえしのぶこと」
なのですが、「我慢」とは違います。
ちなみに、「我慢」は仏教的にはあんまりよくないことです。
今いる状況に、「納得できていない」ときに我慢するので、
まずはしっかりと状況を見て、「納得」することが大切とされています。
戻りますが、
「忍辱波羅蜜」は
「人の迷惑を許すこと」です。
みんな少なからず互いに迷惑をかけながら生きているもの。
人の迷惑をしっかりと納得して、許すことが「忍辱波羅蜜」です。
(あんまりにも迷惑の度が過ぎるものは、このかぎりではありません。)
あくまでも、「納得する」ことが大切です。
これは、彼岸花の葉です。
秋のお彼岸ではとてもきれいに花が咲くのですが、
春のお彼岸ではこのように葉が生えています。
また秋にきれいな花を咲かせるように、
今は地中の球根に栄養を蓄えています。
是非、春の彼岸花(彼岸草?)の様子も見てみてくださいね。